「わあ~どうしよう。支柱よりも高くなっちゃう」。
トマトは、放任栽培していると背がどんどん高くなります。
我が家は水耕栽培でミニトマトを栽培していて、放置していると、窓ガラスをはみ出して天井にまで届きそうな勢い。
実はこのトマト、真っ直ぐにピーンと伸ばせば5メートルを軽く超える背丈になっていますが、ある方法でここまで短くしています。
その方法をご紹介したいと思います。
トマトが伸びすぎたら背を低くするやり方
伸びすぎたトマトを低くする方法はいくつかありますが、もっとも簡単にできる方法の1つが、支柱に巻き付けるやり方です。
次に実際に巻き付けた写真と注意点についてまとめました。
伸びすぎたら茎が柔らかい時に巻き付ける
トマトを支柱に巻き付けるときは、茎が柔らかいときに巻き付けてください。
硬くなってからだと、「ポキッ」と折れてしまうからです。伸びすぎたら、早めにやってくださいね!
曲げるときも、ゆっくり慎重にしてくださいね。アサガオのようにはいかない。茎がある程度の太さがあるので急角度に曲げず、ゆったりとした状態にしましょう。
これは実際に私が巻き付けた様子を写真におさめたもの。
成長とともに、支柱に徐々に誘引して巻き付けると折れる心配がないので、毎日の生育状況を見ながら巻いてくださいね。
縦横の支柱に折り曲げる
背を低く抑えつつ、収穫量を確保するために、私はこんなイメージで育てています。
プロのトマト農家さんの栽培を見て、室内用にアレンジしました。
長い支柱がなければ、短いものをつないで使っていますが、強度は問題ありませんでした。まあ、風が吹かないですし、家からも補強していますからね。
支柱の詳細 ダイソーの支柱はミニトマトの水耕栽培にぴったり!
1本を長く伸ばしながら、ぐるぐる巻きつけてますが、わき芽もいくつかすき間が空いたところに伸ばし、太陽光を有効に葉に葉に当たるようにします。
光合成が活発になり、実付きも良くなるので室内栽培ではおすすめ。
もし畑だったら強風で倒れてしまいますが、室内だからできます。苗を支柱に支えるために、ダイソーのゴムひもを使って茎が傷つきにくい工夫もしています。これ、おすすめです!
わき芽を伸ばすようにすると、そのわき芽がまたわき芽を生やして、1週間くらい放置していると、訳がわからないくらい成長するようになります。
それで最初にお見せしたような、窓ガラスいっぱいにトマトが広がっていきます。
ただ注意したいのが真夏の頃。突然、枯れたり、しおれないようにご注意ください。
注意点 突然枯れた!水耕栽培は根の酸素不足でミニトマトが窒息!
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この方法を取り入れれば、枯れるのは防げます。
小さく仕立てるのがおすすめ
あまり大きくすると管理が難しいし、面倒になるので小さく育てるのがおすすめ。
花でいえば下から3段くらいで摘心すると育てやすい。また背丈を小さく抑えることで、美に栄養を優先的に送ってくれるので、色づき完熟が早くなるように思います。
栽培になれてきたら様子をみて、わき芽を2~3本伸ばしていくと収穫量は増えます。1段に5~10個、美がたくさんなる品種で条件さえよければ20個以上も鈴なりになることも。
でも伸ばしすぎには注意してくださいね。
たくさんの実りを楽しみましょう♪
こちらも読むと、ミニトマトの水耕栽培がさらに詳しくなります。
鈴なりのミニトマトの栽培記録などが見られますよ~
参考 ミニトマトの栽培の目次
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。