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果樹の基本的な剪定の考え方と注意点

果樹の剪定は、品種によっても人によっても、目的によっても異なりますが、その中で基本的な考え方、共通しているポイントがあります。

この記事ではその基本についてまとめました。

※庭などに果樹を数本くらい植えているケースを想定。

※注 ここに記載している内容は、あくまでも個人の見解であり内容を保証するものではありません。実際に参考にされる場合にはご注意ください。万が一、不利益や不具合等を生じた、いかなる事象もすべて自己責任となります。
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剪定の考え方

果樹の一般的な剪定の考え方は以下のポイント。

  1. 内向きの枝を切る(誘引できるなら切らなくてもOK)。
  2. 木の根元付近の枝、小枝などは切ってすっきりさせる。
  3. 枯れ枝を切る。
  4. 手が届く範囲の高さに抑える。

あまりお庭で果樹を大木にしたくないシーンの考え方です。

枝を選定する理由

  1. 主に枝同士(葉)が重なり合って、光合成の効率低下するのを防ぐため剪定します。
  2. また風通しが悪くなり、病気になるのを予防するため。
  3. また葉が込み合っていると、害虫被害に気づきにくいから。
  4. 収穫しやすい樹形にする。
  5. 花芽を意識した剪定を心掛ける。

これで決まり!

枝を誘引して対応できるのであれば、無理に枝を剪定する必要はありません。例えば内向きの枝を外側に誘引できればOK。例えば鉢植えから地植えにした小苗の場合、誘引でどうにもでできます。鉢植えでも誘引できれば、剪定しない方が収穫量を減らさずにすみます。

また木の上の枝を曲げて低くできれば、剪定しなくても大丈夫です。例えばブルーベリーの上に高く伸びた徒長枝を曲げて枝で通路側に日よけを作る方法を実践されている方も。

切り過ぎるより何もしない方が良い場合も

枝の剪定に迷ったら切れと言われます。間違いではないのですが、人によって考え方は様々。迷ってしまい枝を切っていたら、枝がほとんどなくなったなんてことも。ここは注意が必要です。

枝が減り過ぎれば当然、葉数も減るので栄養を蓄えられず結実の激減、あるいは実がならなくなります。それよりは切らずに放置する方がマシ。枝の数が多ければ、収穫量も増えます。

枝分かれした枝

枝を切らないと、込み合ってきてやがて枯れることもありますが木が高くなりにくい。反対に木は切れば切るほど、徒長枝が伸びて樹高がかなり高くなりやすい。その後の管理が大変になります。それだったら、切らない方がマシ。

ということです。

ポイント

剪定は必要ですが適当に切り過ぎると、デメリットの方が大きくなることも。また品種や果樹の種類によっても、剪定方法が違う場合があるのでそれぞれに剪定方法を覚える必要があります。

ちなみにですがレモンの木は、細い枝にもしっかり結実します。ブルーベリー等は枝が細い糖度がのらず美味しくないと言われたりしますが、そもそもレモンはすっぱくてOK。細い枝にならせても、まったく問題ないと思います。収穫後に私は剪定しますが。

剪定でバッサリ切る前に、よく考えてからにしましょう。切ってしまうと、元にもどりません。

収穫しやすい樹形

ブルーベリーの実

レモンはとげがあるので、収穫する前に危ないとげは切ります。しかし気づかず怪我をするといけないので、収穫するときは長袖、手袋をします。

ある程度、木が大きくなってきたら、収穫をしやすい樹形にします。まだ木が小さいうちは収穫しやすいですし。鉢植なら、収穫のしやすさより、通路の邪魔にならないように剪定されると思います。

ということで、果樹は自分が手をのばして収穫できる範囲に結実する樹形、高さに抑えています。基準は自分の背丈、手の長さで決まります。あくまで私基準です。

花芽を意識した剪定

レモンの場合、去年の春に伸びた枝に結実しやすいので、夏以降に伸びた枝は切りますが、春に伸びた枝は残すようにします。

ブルーベリーの場合は、夏に伸びた枝に花芽が付きやすい。果樹によって花芽の付き方が違うので、剪定する時期を間違えると来年は

分かりづらければ、木の右側は剪定して左側は剪定しないで放置していくと、収穫がゼロということにはなりません。来年は、その反対にすればOK。実はこの方法、みかんの隔年結果 を防ぐ目的で考えられた剪定法です。

YouTube『農業JAPAN』さんの交互結実栽培についてという動画は必見です!

交互結実栽培について

この方法なら、樹形をコンパクトにすることもできます。片側をかなり剪定できるので、2年で木をコンパクトに維持しつつ、収穫量も安定させられます。

ちなみにイチジクは、今年の春に伸びた枝に結実する秋果の品種、昨年の枝に実がつく夏果という品種があるので、それぞれ剪定のやり方が変わります。

ブルーベリーは、昨年の夏以降に伸びた枝に結実しますので、秋や冬に剪定すると実がならないことも。

このように果樹によって、剪定する時期ややり方が変わるので、基本の剪定を覚えつつ、それぞれの品種の特性も覚えて剪定する必要があります。

まとめ:果樹の基本的な剪定

  1. 内向きの枝は適度に切る。
  2. 木の根元付近はすっきりさせる。
  3. 枯れ枝を切る。
  4. 収穫しやすい樹形に。
  5. 葉数を意識して切り過ぎない。
  6. 花芽を意識した剪定
  7. 果樹、品種によっても理想の樹形は異なるので、それぞれ覚える。

とにかく私の場合は、あまり剪定しすぎず、かといって放置しすぎないようにしています。

ここからは失敗談ですが、ユスラウメ。私が育てていた品種は、剪定しないと細かい枝がたくさんでて、収穫がとてもしづらく木も2mを超えたので収穫がとても大変でした。

しかも小枝が増え日当たりも悪くなったので、木の大きさの割に収穫量が減ってしまいました・・・が、豊産性なので、自家用には十分でしたが、もしご近所さんに配るなら適度な剪定は必須だと思いました。

参考 レモンの木を鉢植えでほったらかしでも結実

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