プロモーション

本サイトはプロモーションが含まれています。

ウレアホルム(UF)入り化成肥料を使うメリット

ウレアホルム入り化成肥料

ウレアホルム(UF)入りの化成肥料を使うメリットは、IB化成より安く入手でき有機肥料、例えば『油かす』みたいに、ゆっくり肥料を効かせられる緩効性肥料だから。

普通の化成肥料をやり過ぎると、肥料が一気に効いて根が傷んで根腐れしてしまったり、窒素を多く吸って害虫の被害が増える原因に。それらを押さえるために使います。

参考 BSI生物科学研究所 化学的緩効性肥料

スポンサーリンク
336 x 280 レクタングル(大)レスポンシブ

ウレアホルム(UF)の優れた3つのポイント

ウレアホルム(UF)は、緩効性窒素肥料として世界的に広く使用されています。その主な理由は主に3点。

  • 緩効性肥料の中では安い。
  • ゆっくり効く。
  • 施肥効果が高く(効率が良い)、環境にも優しい。← 個人が効果を確認するのは難しい。

筆者が緩効性肥料の中から選んだ一番の理由は、入手性と価格面です。

※ウレアホルムに限らず肥料は、気温、湿度、潅水量や頻度、土壌環境、土壌中の微生物の種類や数、植物の種類、植物の個体差など様々な影響を受け効果が変わります。

ウレアホルム入りの緩効性肥料は安い

緩効性肥料は、一般の化成肥料より製造工程が多いので高いですが、ウレアホルムは、たまに比較されるIB化成よりお値打ちになっています。

  • ウレアホルム(UF)入りの化成肥料  税込み4050円でした。←店頭やネットで変える。
  • IB化成S1号(10 10 10 1 ) 4961円 参考 価格 JAで販売。← JA系列で販売。
  • バーディラージ(10 10 10 1) 8000円程度。IB化成 WEBやホームセンターなどで販売。

参考 IBのチカラ1.4kg 1100~1300円程度。かなり割高。

筆者は近所のホームセンターで見つけた、ウレアホルム(UF)入りの化成肥料を購入。もしなければ、JAでIB化成S1号を注文しようと思っていました。ただしウレアホルム(UF)とIB化成は、特徴が違いますが、使った感じではどちらも同じように使えました。差額は900円くらいですが、趣味の園芸ではこの価格差は大きい。これで堆肥や培養土、マガンプなどが買える。

ウレアホルムは原料コストが低いので、価格が抑えられます。また生産技術が安定。1930年代にアメリカで開発され、1958年には日本でも生産が始まりました。意外と歴史は古い。

優れた緩効性

普通の安い化成肥料ではなく緩効性を使うメリットは、肥料が少しずつ分解または溶け出すくので、同量の肥料を施肥したとき、肥料やけなどの障害が起きにくいこと。

このゆっくり効くのが大きなメリットになります。初めて植えるお花や野菜、果樹。どれだけ追肥して良いのか分からない場合。やり過ぎるより、少しずつ効いてくれる肥料の方が、植物を枯らせる可能性が低くなるからです。

葉色が薄く成長が遅いと感じたら、また緩効性肥料を追肥して、効果がでてくるまでは、1~2週間に1回、即効性のある液肥を与えるなどすればOK。

単純に価格だけでいえば、普通の化成肥料の方が圧倒的に安価で買えます。ホームセンターなどで、一般的な即効性の化成肥料の20kgの価格。下記の数字は、前から窒素、リン酸、カリ。

  • 8 8 8(税込み2300円)
  • 14 14 14(2600円)。

緩効性肥料の半額程度で購入できます。

もっと値段を押さえたいのであれば、普通の化成肥料を少量を間隔をあけてこまめに施肥すれば良い。ただ施肥のタイミングが難しくて、緩効性肥料をメインに変えました。

あくまで筆者の経験・感覚ですが、化成肥料をガツンと効かせたら、例えばブルーベリー栽培でシャシャンボツバメスガなどの害虫被害が増えたこと。

コガネムシなどに葉を食害されやすくなったり。化成肥料が悪いというよりは、窒素肥料などを短期間に一気に効かせると虫が好む印象。

ウレアホルムは尿素とホルムアルデヒドの化合物で、微生物分解によって窒素が徐々に放出される仕組みです。これが虫対策に良いと考えて、通常の化成肥料から緩効性のウレアホルム入りの化成肥料を使うことにしました。

しかもこの肥料、気温が低いときは土壌表面にばらまく使い方だと、微生物の活動が低下しているので、溶けだしが遅い。気温(地温)が上昇すると肥料がよく効くようになる。新芽が出始める頃から徐々に効き始め、新緑が鮮やかになる頃に効果がピーク(あくまでもイメージ)になるように施肥することもできそうです。

ちょうど野菜や果樹が活発に成長するのに合わせて、効果がアップするということ。逆に、気温が低いと微生物の活動があまりされず肥料が分解されにくいので、秋から春にかけては肥料はきわめてゆっくり効く感じに。

また土中に埋めると気温の影響が低くなるので、肥料効果は真冬でも効きやすくなります。

環境への配慮

ウレアホルムは微生物に分解されるまで窒素の流出を抑え、土壌の健康を保つ効果があります。これにより、環境負荷を軽減し、持続可能な農業に貢献しています。

一方、IB化成は水に溶けるので雨降や水やりを頻繁に行うと、ウレアホルムより速効性が高くなり、植物に吸収しきれず窒素流出や土壌の酸性化、温室効果ガスの排出といった環境問題が懸念されています。ただし一般的な趣味の家庭菜園レベルであれば、それほど気にすることはありません。

ウレアホルム(UF)の優位性

UF化成肥料は以下の点でIB化成肥料より優れています。

水やり、降雨の影響を受けにくいので、効果的に施肥できる。

この特徴から、ウレアホルム(UF化成肥)は、IB化成肥料よりも優れた選択肢として評価されています。

問題点

どんな肥料にも問題点はあります。UF(ウレアホルム)の場合は、有機肥料の油かすと同じように、微生物が肥料を分解して効果を発揮するため、即効性がなく(緩効性なので当たり前)短期間の葉物野菜などには使いづらいかもしれません。

また寒冷地など微生物が働きづらい厳寒期には、肥料が分解されにくい。また肥料の性質上、土の上にばらまきすると、微生物との接触面が少ないので分解に時間がかかります。

このような場合は、一般的に土に埋めたり鉢植えの場合であれば、ばらまきしたあと、上から軽く抑え半分程度を土に埋めると、土との接地面が増えて分解が早まります。これはIB化成など、白粒の化成肥料にも効果的な施肥のやり方です。

また室内の場合、土を使わない観葉植物などの場合は、微生物が少ないので分解に時間がかかるので、肥料が効きづらい(肥料効果の期間は長くなる)。

まとめ:ウレアホルム入り化成肥料

有機肥料のような特徴を持つウレアホルム。緩効性の特徴を生かした使い方がおすすめ。

  • 春からの葉物野菜や花壇などのお花。
  • 鉢植え。
  • 雨が多い梅雨時期。
  • ゆっくり、じっくり効かせたい冬期。

冬に堆肥を入れて、春にウレアホルム入り化成肥料を使い、ガツンと効かせたいときは普通の化成肥料や液肥を使います。

IB化成肥料がもう少しお安くなれば、20kgの大袋も検討したい。

肥料の値段がどんどん値上がり。以前はIB化成という緩効性肥料を小袋(1.4kg)で購入していたのですが、割高なので大袋(20k
このブログが消えかかっています。・

ご縁に感謝
土下座
お気に入り・ブックマークで、たまに訪問して頂ければとても嬉しいです。

スポンサーリンク
336 x 280 レクタングル(大)レスポンシブ

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
336 x 280 レクタングル(大)レスポンシブ