アブラムシは、ガーデニングや野菜の菜園で困る害虫。駆除せずに放置していると、葉っぱや茎から栄養分をどんどん吸って最悪の場合には枯れてしまうことも。
また病気を伝染させる媒介になるやっかいもの。うちは菜っ葉ものに、このアブラムシが大量に発生したのですが農薬は使いたく無かったので、泣く泣く野菜を処分しました。
でも、こんなことは続けていたら野菜なんて育てられません。そこで無農薬で駆除できる牛乳スプレーを採用しました。
アブラムシ駆除に牛乳の効果
真っ先に試したのが牛乳。
なんでも、アブラムシに牛乳をスプレーでかけると、呼吸ができなくなり窒息死してしまう。
牛乳の水分が蒸発すると、膜ができて酸素が吸えなくなるので駆除できるという原理です。
50%の成功
この方法、実際にやってみたのですが、全てのアブラムシをやっつけられませんでした。
そもそも葉っぱの裏側にいるアブラムシ全てに、牛乳をスプレーするのが難しい。
時間をかけて、葉っぱ一枚一枚にスプレーすれば、できるかもしれませんが私は手抜きしてしまいました。これ、本当にみんなやってるのかな?
ちなみにアブラムシは、時期によっては雌ばかりが産まれてくるし、しかも卵をすでに持っているというので、ネズミ以上の繁殖力があるとも言われているので、すぐ復活します。
つまり1ぴき残らず排除しないと、またすぐ元通り。恐ろしい。
殺虫剤・農薬は効果絶大だけど・・・
花壇に殺虫剤や農薬をかけたら、全滅しました。効果は抜群です。
私がお気に入りで使っているのが、オルトラン粒剤。花や野菜の株元にまくだけ。スプレーは風がないときでないと、自分にも薬がかかるので余り好きではありません。
だから顆粒状のものが好きで愛用します。本当は使いたくはないですが・・・
野菜にはなるべく使いたくないですね。うちでは、種まきして、大きくなる前にヨトウムシに芽を食べられてしまうので使いますが、できるだけ見つけてはやっつけます。
野菜は週末しか、なかなか面倒を見られないので、急増したら使うようにしています。まあ最後の手段ですね。
アブラムシを寄せ付けない方法
いろんな方のアドバイスをみると、窒素肥料が多いからアブラムシが集まると書かれています。
でもね。窒素肥料が効いていないようだと、野菜って育たないですよ。アブラムシが集まるくらい肥料を効かせないと、野菜が貧弱に育ってしまうんです。ほんとに。
だから難しいです。
シルバーマルチ
次に光るものがあると、アブラムシを寄せつけないと言われているから、太陽光に反射するシルバーマルチを使いました。でも、ブアブラムシ、集まりますよ。
寄りつきにくいというだけで、100%は防げません。
例えば梅雨のように曇りの日がつづけば、光ものも役に立ちません。一旦、葉っぱの裏側に移動されたら終わりです。
またアブラムシは、時期によって羽根が生えて飛ぶのでやっかいです。高層マンションの植木鉢にも集まります。
家の中にも入り込みます
うちなんて家の中で水耕栽培していたら、そこにも集まりました。
どこにでもいるので。ちなみに水耕栽培は、周りにアルミシートで取り囲んで、光を補っているのでアブラムシが嫌がって近寄らないハズですが、しっかり集まってきますよ。
家の水耕栽培なので、農薬もスプレーできないので、水にしばらくつけて駆除するか、1ぴきずつ退治するしかないです。
つい先日は、バジルにアブラムシが集まったしまったので、大きく育ったの収穫しました。また挿し木で増やしているところです。
その他の方法
どれが良いのか・・・
防虫ネットを使いましたが、わずかでも隙間があるとそこから数ミリの小さい体のアブラムシがはいり、天敵がはいり込めないので、逆に大繁殖します。
住友化学の粘着くんという、でんぷんの粘着を利用したものがありますが、条件がが難しそうだったので使っていません。葉が枯れたり、花がベトベトするそう場合もあります。そりゃ粘着を利用していますからね。
金蓮花の香りは、アブラムシが嫌うそうなのですが、そのために栽培するのはありかもしれません。ただ室内で育てるのは難しそうです。種を入手してチャレンジしてみたいですね。
ただし夏場、育てるのは難しそうですが・・・
コンパニオンプランツという、植物の相性を活かした方法があります。詳しくはこちらの記事で解説しています。>>コンパニオンプランツで無農薬栽培の効果無し?バジルで分かった真実!
「これで決まり!」というのは、現時点ではありませんね。
ただ1つ、良い物を見つけました!
まとめ
アブラムシを駆除するなら、オルトラン粒剤で決まり!
農薬や殺虫剤を使わない予防は、なかなか難しい。できるだけ早めに見つけて、やっつけるのが一番ですが、平日は難しいですよね。
その後、良い教科書を見つけました♪
『家庭菜園びっくり教室』著者:故 井原 豊さんの本の中に(P22)、ストチュウという、米酢と焼酎、木酢を使った無農薬栽培に欠かせないものが紹介されています。
この方法だと害虫は寄りにくく、野菜も元気になるので使っています。キュウリなんて、ストチュウをスプレーすると、葉が元気になりツヤがでてきます。
100%ではありませんし、小まめにスプレーしないとだめですが、野菜の活力という意味で使っています。
これを使いだしてから、テントウムシが増えた気がします。何でだろう。
![桜香(管理人)](https://trend-neta.com/wp-content/themes/simplicity2/images/1x1.trans.gif)
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。