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ブルーベリーを大きくする冬の強剪定のポイント!

シュート

ブルーベリーを短期間で大きくするには、冬に強剪定で一気に樹勢の強い枝(シュート)を出るように狙います。

この記事では挿し木の1~2年生苗、小苗の初期成育を加速して大きくする方法をまとめています。

また下記に参考になる動画を2つ紹介しています。いずれも貴重な事例ですので、チェックされることをおすすめします。

※注 品種や個体差、肥料が不足している等、条件によっては、あまり効果がない場合も考えられます。

苗が弱っている、根があまり伸びていない、根腐れ気味の場合、強剪定すると枯れる可能性があります。一方、ある程度は剪定しないと枯れる場合もあります。この辺りは、その木によって違うので、失敗する可能性はあります。

あくまでも一例として参考にしてください。なお、実際に強剪定される場合には、自己責任となります。

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ブルーベリーを大きくするには強剪定

ブルーベリーに肥料を与えて、日当たりの良いところで育てて、実や花を落としてもゆっくりしか大きくならない場合があります。

成長が遅いブルーベリー

イメージ

ところが冬に強剪定をするだけで、強いシュート(徒長枝という新しい梢)が春から出て急成長します。

シュート

イメージ

このような勢いのある枝を出させて、上に高く伸ばして木を一気に大きくします。1~2年は、上に伸ばすことを考えて冬に強剪定します。

強剪定のメリット

冬に強剪定すると、花芽をすべて落とすことになります。実をつけない代償と引き換えに、樹勢の強いシュートが一気に伸びて、短期間で木が大きくなります。花芽も実もないので、栄養が樹勢に使われるので大きく成長します。

多少でも実をつけてしまうと、そちらに栄養が取られて強いシュートがでにくく木が大きくなるまでの年数が余計にかかります。

早く大きくしたいなら、冬に強剪定。

強剪定するデメリット

まずは強剪定のデメリットは、冬に強剪定すると花芽がなくなるので実も付きません。これがデメリット。また伸びた徒長枝は、そもそも花や実が付きにくいので、もし来年に実をつけたいなら、剪定して枝を分枝させます。

せっかく実を食べたいのに実を食べられないので、育てるモチベーションの維持が大変かもしれません。

私の場合は、その期間はブルーベリー狩りを楽しみ、味を確かめて新しい品種を購入するときの候補にします。実際に食べて美味しいと思った品種を植えるのは楽しい。

もし庭にスペースがあるなら、早く大きく育てたい木と、少しは食べる木というように複数本植えるのがおすすめ。

この木は早く成長させる木、その木は食べる用みたいな感じで。そうすればモチベーションも維持できます。多少、実をつけても強いシュートがでて大きく育つ場合もあります。

また木が弱っている場合、強剪定すると枯れるリスクがありますが、ある程度は剪定しないと枯れる場合もあります。

強剪定の具体的な【事例】動画の紹介

では実際に強剪定の事例をご覧ください。

YouTube『吉瀬園芸』さんのえっ?これ3年生?】驚愕の成長で苗を作る【ブルーベリー生産者の工程】を紹介の動画内で、強剪定のところは何度も見返してください。ここに短期間でぐっとブルーベリーが大きくなるヒントが隠されています。

【えっ?これ3年生?】驚愕の成長で苗を作る【ブルーベリー生産者の工程】を紹介

かなり思い切って強剪定されているのが分かると思います。あのやり方は、どのブルーベリーの一般的な書籍にも記されていないような内容になっています。

上の動画から読み取ると、

  1. 2年生苗は、冬に根本から10~15cmくらい上のところで、芽を残し強剪定。
  2. 3年生苗は、冬に細い枝は20~25cmくらいで強剪定。剪定する位置は枝によると思います。
  3. ※注 2~3年生苗で、勢いのある太い枝は剪定しないでさらに上に伸ばす。

あそこまでバッサリ剪定するからこそ、短期間で成長するのだと推測できます。

もう1つ、『数藤農園〜ブルーベリーの森〜』さんの事例を紹介します。

※注 下記の動画はたいへん参考になりますが、視点の動きが激しいので大画面等で見られる際にはご注意ください。

ブルーベリー 冬剪定方法の違いによる生育量の違い

強剪定したら強いシュート(枝)が、かなり勢いよく伸びています。土壌の状態や肥料さえ効いていれば、高く長く木が太っていきます。

秋までにはさらに成長して、『吉瀬園芸』さんが紹介された、あれくらいの立派な大きさに成長する可能性もあります。

除草はこまめに

『数藤農園〜ブルーベリーの森〜』さんの場合は、かなり草が生えていて、草生栽培のような感じですが、苗が小さい間は小まめに草は抜いた方が肥料が苗に届くのでご注意ください。雑草と肥料の取り合いになる恐れがあるため。

またブルーベリーは根が浅く、草の根が張ってしまうと成長が制限される可能性があるので、大きな木に育つまでは除草をおすすめします。

水はけの良い土壌で育つ

水はけがよい土壌になるように注意してください。もし梅雨時期に水がたまるようなら、土壌改良が必要になります。かなり高畝にするか排水を考えます。

おすすめは高畝にして、さらに排水用の溝(通路)を深くすると根腐れなどの防止に。

またピートモスとともに、バーク堆肥やココチップ、ボラ土(ひゅうが土)などを入れて水はけの改善をします。これは鉢植えも地植えも同じ考え方です。

もし地植えしても成長が遅い場合には、PHが高いだけではなく実は水はけが悪い影響も考えられます。

ネコブセンチュウ対策

地植えで成長しない場合、もしかすると土壌の細菌などが影響している可能性も。水耕栽培が地植えよりも成長が良いのは、酸素が豊富で成長を阻害するような細菌が少ないからだと考えられます。

日中にしおれやすい場合は、根腐れや線虫被害の可能性も。

ブルーベリーでもネコブセンチュウ、線虫被害がでるようです。家庭菜園をしていると、連作などで線虫が増加して作物の根から侵入して、栄養を横取りして成長を阻害します。

もし地植えで成長が悪い場合は、センチュウによって根っこにコブができてないかチェックしてみてください。

シャシャンボツバメスガ対策

ブルーベリーの新穂がしおれる場合、水不足や根腐れの可能性もありますが、水はけの良い用土で育てている場合、シャシャンボツバメスガの被害の可能性が高い。

この虫の被害がでると、せっかく強剪定してシュートを出させたのに、新芽が枯れて成長がかなり遅れます。ある程度、木が大きくなれば剪定したような感じになって問題ないですが、まだ小苗のときに被害にあうとかなりのデメリットになります。

『ふるべじch』さんの動画で症状や薬剤等を紹介されています。

ブルーベリー新芽、先端が枯れる。〔シャシャンボツバメスガの被害〕

私の育てている苗も、かなり多くの鉢で被害を受けていました。初期成育を加速させるには、このような害虫対策は必須。苗の栽培農家さんは、定期的に薬剤を散布して対策されていると思われます。

シャシャンボツバメスガにブルーベリーを食害された場合の対策(農薬)などを紹介しています。下記の写真はしおれた新芽(新穂・新梢)。

まとめ:ブルーベリーを大きくする冬の強剪定のポイント

数年で小苗のブルーベリーを大きくするなら強剪定。思いきって冬に強剪定することで栄養を成長だけに使います。

迷ったら切る。一般的にはマッチ棒くらいの枝や、内向きの枝を切るのが剪定ですが、小苗の間は強剪定で成長を加速させます。花芽に栄養を使わせず、成長にすべての栄養をまわすように。

強剪定することによって、枝数を少なくして高さを大きくすることができます。特に苗が小さい間は、強いシュートを出させて大きく上に伸ばします。

春と初夏、9月ごろに肥料を与えて木を太らせましょう。肥料は化成肥料(8 8 8)やIB化成を与えます。私は定期的に硫安の液肥を追肥で、薄めにして定期的に与えています。

こちらを読むとブルーベリー栽培にさらに詳しくなります。

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釣りやほったらかしのレモン栽培などをきっかけにブログで発信。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。
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