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エアコンの除湿力が最強!からっと快適な空間を保つ方法

冷房では除湿できない

エアコンの冷房では、除湿できない仕組みになっていた!

ちょっとしたショックを受けました。

5月頃から徐々に気温が上昇してくると、雨や曇りの日は蒸し蒸しして気持が悪くなってきますね。

そこでエアコンのスイッチを入れるのですが、ぜんぜん室内がカラッとしない。これ、本当に動いている!?

故障したのかと思ってしまいましたが、まさか湿気は取ってくれないとは・・・

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エアコンの除湿の仕組みが分かれば完璧!

そもそもエアコンの冷房は、室内の空気を取り込んで冷やすだけの機能しか搭載されていません。

それ、早く言ってよ。

実は除湿と冷房の機能の差が電気代に影響していました。

除湿と冷房の電気代は、どちらがお得?

疑問を感じた女性

メーカーの公式サイトにはしっかり書かれていました。

エアコンの冷房は部屋の空気を下げるだけ。

除湿機能は、部屋の空気を設定温度よりも下げて、水蒸気が飽和して水滴になったところで、その水分を屋外に流して、水分が減った空気を設定温度に暖めてから室内に戻しています。

エアコンの仕組み

たしか中学校の理科で習ったと思うのですが、密閉した容器の中の空気を冷やすと、水蒸気が水のつぶになってきますよね。つまり結露。

でも温度を上げると、その水滴は空気に溶け込んで見えなくなります。

極端なはなし、エアコンの設定温度を18度とか限界まで下げると、ガラスに結露してきます。壁や天井にも水滴がつき始めるかもしれません。

結露

その水滴をぞうきんで拭いてから、27度くらいになるまで暖房にすると、部屋がカラッとしてきます。

でも、そんなことをしていると大変だから、それをエアコンの内部でやってくれているわけです。

まとめると、除湿機能は、設定温度よりもさらに冷やすので、それだけでも電気代が余分にかかります。さらに下げたままでは寒くなるので、設定温度まで加温するのでまた電気を使う。

だから電気代だけでいえば、冷房の方がお得なわけです。

「電気代がかかるのか・・・」

でも冷房だと湿気ったままのベトベトした部屋はそのまま。

さっきの理論でいうと、暖房で30度くらいにすれば湿度は下がるけど、今度は暑い。

だから電気代がかかっても、やはり除湿にすべきですね。

ただし本格的なカビ対策は、しっかりしましょう。

エアコンの除湿が効かないときは設定温度が原因!

「除湿にしても、ぜんぜん効かないよ。な~んかべとつきが解消されないけど・・・」

そんなときは、設定温度を見直してください。

例えばエアコンを動かす前、室温が28度で、除湿のときの設定温度が27度とすると、気温差は1度しかありません。

あまり温度差がないので、エアコンは弱くしか動いていないケースも。(メーカーや機種によっても異なります)。

そんなとき我が家では電気代はかかりますが、25~26度、あるいはもっと下げて、とにかく除湿をフルにやってもらうようにします。

下げすぎると電気代はさらにかかるデメリットはありますが・・・

それと体が冷えてしまうと、体の疲れの原因になるのでほどほどに。

エアコンを切られて寒い

  • 疲れの原因は体の冷え

そして部屋の湿度が下がってきたのを確認してから、元の設定温度まで上げるようにします。そうしないと、エアコンが止まってばかりでいつまでも蒸しっとして涼しくならない。

これで結露対策もばっちり!

もし窓の結露がひどい場合には、こちらの対策は必須です。

>>結露対策

それでも除湿じゃなきゃカビ予防はできない

結論。

電気代はかかるけど、エアコンの除湿機能を使うしか方法なし。

「何とか冷房で除湿できない?例えば扇風機を回したりして?」

それ、絶対に無理。締め切った部屋で扇風機を回して、洗濯物を乾かしても、その湿気は部屋中に拡散するだけ。

扇風機は除湿できない

シャツが乾くと、室内がベトベトしてカビが生えやすくなります。

雨が降って湿度が高いときは、除湿機能を活用するしかありません。ちなみに除湿剤は、室内の広い空間ではほとんど無力です。

エアコンが屋外に排出している水、バケツに貯めると何倍もたまりますよ。一体、どれだけ室内に水があったんだろう。

ということで、我が家は電気代を別の節約で確保することにします。

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