「竿がない!」
深夜、堤防で釣りをしていて、車が横付けできる場所なので、ほんのちょっと仮眠をしていました。
最近は、置き竿を盗まれるという話も聞いていたので、家族と釣りをするときは交代で釣りをしていますし、一人でいくときは仮眠をしなければいけない時間帯には釣りに行きません。
しかし、この日は仮眠するつもりではなかったのですが、あまりにも寒くて少し暖を取るだけのつもりでしたが、気が付いたら10分ほど眠っていました。
「あ、寝てしまった」。
また釣りをしようと車をでると、足元に置いていたサビキの竿がない!
サビキの置き竿を魚に持っていかれた。
サビキ釣りの置き竿でも魚に沈められる
「まさか、サビキの竿なんて、ありえない!」
私もそう考えて、最初は誰かに盗まれたと考えました。
ところが4人で釣りしていたので、他の3本は、無事にありました。しかも一番安い竿が無くなったので、さすがに盗む人も選ぶでしょう。
しかも他の3本は仕掛けを回収していたので、持っていくならその3本。
わざわざサビキのカゴ付の仕掛けを回収してから、持っていくのは考えにくい。
自然の泳がせ釣りになっていた
実は仮眠前、サビキにアジが釣れていました。
数は少ないですが、大きめのアジ。
考えられるのは1つ。
寝ている間にサビキにアジがかかり、それを他の大型の魚が食べたときに、竿ごと海に引っ張り込んだ。
これが竿が消えた謎の予想した原因。
おそらくシーバスだと思います。
以前もサビキ釣りをしていたら、目の前のアジを捕食するのに集まってきたことがありました。
また竿が消えてから、別の船の灯りに照らされて集まったアジを捕食しているシーバスがいたからです。
おそらくシーバスに間違いない。
ちなみに私は置き竿にするなら、周りに人がいないケースならドラグを緩めるくらいはしますが、さすがにサビキでドラグを緩めたら底についてしまいますからね。
それに私が使っていた竿でも無かったので。
本人はとても気にいっていた竿だったので、がっかりしたようですが私も責任を感じています。
サビキで置き竿にするなら、竿が海に沈むかもしれないと考えてください。
- 泳がせ釣り、投げ釣りの場合は、ドラグを緩める。
- サビキの置き竿はしない。
- 竿から離れない。
もしかしたら、竿立てにしっかり固定していると助かったかもしれません。もちろん竿立ても動かない様に工夫してください。
最低限、水くみバケツはつり下げるようにしましょう。
参考 おすすめの竿立て
可能であれば、尻手ベルトロープというアイテムで竿を固定すると、最悪の事態を防げます。
置き竿の方がサビキは釣れる説
とはいえ置き竿の方が、サビキが釣れることがあります。
手に持って上下に動かすと、釣れるのが一般的です。でも針がかりしないときがあります。
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そんなときは、コマセかごにアミエビをたっぷり入れて、置き竿にしておくと勝手に釣れているという経験をされたこともあるのでは?
理由は分からないですが、上下に動かすよりも置き竿で潮の流れや波の動きで、サビキが自然に動く方が、アジにはエサに見えているのかもしれません。
あるいはコマセが良い具合に落ちて、サビキのまわりを漂って釣れるという考え方も。
実際には魚に聞いてみないと分かりませんが、置き竿の方が釣れることがあるのも事実。
ただし爆釣にはほど遠いような気がします。水温が適正ではなく、アジの活性が悪かったり群れの規模が小さいのかも。
釣れた時、釣れなかったとき、仮説を考えていろいろ釣り方を変えてみるのも楽しみの1つですね!
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。