愛知県の入鹿池はワカサギ釣りとして、県外からも多くの方が訪れています。
数百匹もの釣果の方もいらっしゃいますが、多くの方が20~40匹程度というから、難しい釣りです。
とくに多くの地域では、コマセ(巻き餌)が禁止になっているので、集めて釣ることができません。
そこでたくさんのワカサギを釣るには、群れに当たるかどうかで釣果ががらっと変わります。全く魚がいないところで釣っていては、釣果数匹なんてことにもなってしまいます。
そこで1匹でも多くのワカサギを作るためのコツについてまとめました。
エキスでワカサギを集めよう
ベテランはみんなやっていることですが、ワカサギをハリに付けるとき1匹の虫エサを2つのハリに刺して、ハサミでちょうど真ん中から切って釣ります。
これをすると、虫の液が出るのでワカサギにアピールできます。
それを最初に知った時、
「あんな小さなエサくらいで・・・・」と思ってしまいました。
わずかなエキス(虫の液)で魚が集まるなんて・・・
ところが調べてみると、魚は人間と違って水の中の臭覚が数十倍とか数千倍とか1万倍とも言われています。
サメは数キロ先の魚の血をもかぎつけると言われているくらいですから、魚類の嗅覚は相当なものだと分かりました。
動物でいえば犬のような臭覚を、水中で発揮していると考えられます。
だから僅かなエサの液(血)でも、近くにいるワカサギであればかぎつけて集まってくるので、釣果がアップするということです。
もっともこの方法、周りのボートでも同じことをしていたら、群れが分散するので釣果はイマイチになるかもしれません。
できるだけこっそりやりましょう(笑)
でもこちらが知らずにやらなきゃ、もっと釣れません(汗)
魚の群れがいるタナを見つけよう
ワカサギが釣れたら、同じ深さに仕掛けを下ろすのがたくさん釣るコツ。
市販のワカサギ仕掛けは70~100cm程度。
魚の群れがいるところに仕掛けを下ろした方が、より効率的に釣り上げられます。
いくら遠いところから魚が餌の臭いをかぎつける能力があるといっても、エサの位置は魚のいる深さに下ろす必要があります。
いま泳いでいる深さよりも上や下に餌があると、移動しなくちゃいけないので、ちょうど良い具合に餌があるお隣のボートに魚の群れが行ってしまいます。
ワカサギだって、最短距離でエサを食べたいですからね!
何メートルか、リールを何回くらい巻いたのかを覚えておくと良いですよ。自分の竿とリールなら、糸に目印をつけておくと分かりやすい。
それでもワカサギが釣れないとき
釣り場では複数の餌が販売されていることが多いので、釣れなくなったらエサを変えてみましょう。
ワカサギがいるけどハリがかりが悪いときは、ハリを1サイズ小さくするのも釣果アップのコツ。針の種類もいくつかあるので、それも変えるだけで釣果に差がでます。
参考 ワカサギの小さな針
群れによってはサイズが小さいこともあるので、大きなハリは針がかりが悪く釣れないので、仕掛けの交換も考えてみましょう。
そのためにはいくつかの仕掛けを、あらかじめ用意しておく必要があります。
【関連記事】
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。