シャコバサボテンの葉がしわしわ。しおれて薄っぺらくなっていたり、ぐったりしている場合は、早く対処しないと枯れてしまうことに。
このままではつぼみがつかないですし、ついても花が先までに落ちてしまいます。それどころか株が弱ってしまうので、早めに対処をしないと可哀想です。
そこで私がやっている葉を復活させる方法を紹介します。
シャコバサボテンのしわしわ葉が復活したやり方
シャコバサボテンのしわしわな葉がなおった、もっとも効果的だったやり方を紹介します。
ズバリ、水につけます!
「え~」って声が聞こえて来そうですね。そんな大胆なやり方、園芸の書籍にも掲載されていなんじゃないかな~。
だけど、これでしおれてたシャコバサボテンの葉が復活したんです!
この方法は10年以上前から、私が実際に続けている方法です。
さすが瞬間的な即効性はありませんが、数日くらいから葉の色が悪かったものも、かなり緑が濃くなり次第に葉がツヤツヤ、ぴかぴかに光沢がでてきます。根が水を吸い上げる力が弱っているときに有効だと感じています。
もし1回で復活できなかった場合は、1週間後にもう1度、やってみてください。元気になるまで、スプレーで葉に水も補給してあげました。
シャコバサボテンのしわしわ葉を復活できた具体的なやり方
シャコバサボテンを水に浸けるやり方ですが、まずきれいに洗った洗い桶を用意します。
食べた食器などをつける『おけ』を洗剤でキレイに洗って油分を取ってくださいね。
- 空のおけにシャコバサボテンを入れます。
- 鉢に少しずつ水を入れます。鉢を水漬ける時間は1~15分、そのまま放置します。
- 水を捨てて、水を切ります。
- 完了。
これで徐々に復活します。
時間の目安は、水につける前とつけた後の重さで判断します。もし軽ければ長くつけ、重くなっていれば、土に水が十分に含まれているのでOK。あまりひどくない場合は流水で10秒ほどたっぷり与えたら復活しました。
用土の違いで異なるから。ピートモス主体の用土を使われている場合、なかなか給水しないので長くつけます。赤玉土が多い場合は1分もあれば十分。
1度で復活しない場合は、1週間後に同じ手順をします。大抵はこれでかなり葉に水分が吸われて、元気になります。
私の場合、水耕栽培の液肥を与えています。葉の色、ツヤがおかしくなったら、このように水に浸けることもあります。
肥料の成分の一部が吸収されずに、土に蓄積され、液肥の成分が悪さをしているんじゃないかと考えました。
※それほどひどくない場合、水道の蛇口から流水を鉢から溢れない程度どに30秒~1分くらい流せばOK。土があれない程度に弱くですよ!
可能であれば、摘葉して葉数を減らします。先端から数枚の葉をすべて切り落とします。
葉が復活しないケース
鉢を水に浸けても復活しないときは、根や株がかなり弱っています。
その場合は、こちらも参考にしてください。>> シャコバサボテンのつぼみが大きくならない!もしかして、病気なの?
1つチェックして欲しいのが、それまでと鉢の場所を変えたり、屋外から室内に入れたり、あるいはその逆のことをしていないでしょうか?
シャコバサボテンは、急激な変化には弱い。外が寒いからといって、エアコンやストーブで温められた室内におくと、葉からの蒸発が激しくなり根から吸う水分が不足している可能性があります。
我が家ではシャコバサボテンを室内栽培しているのですが、冬は暖かいときでも21度、湿度は45%にエアコンをセットしています。
夜はエアコンを切るので室内は下がりますが、10度以下になるようなことはまずありません。13~15度くらいは確保できていると思います。(窓際は温度が低くなりますが、一応、ペアガラスです)。
ペアガラスは初期投資はかかりますが、長い目でみれば便利ですよ。カビも生えにくくなりますし。
くれぐれも急激な環境の変化には注意しましょう。
まとめ:シャコバサボテン葉のしわしわ対処法!
シャコバサボテンの鉢を水に1~15分漬ける。目安は鉢の重さ(水が鉢底から抜けたときの重さです)。
もしこれで復活できない場合、根っこの確認や、土の中の環境をチェックしてくださいね。
それとシャコバサボテンはサボテンの仲間だから水やりを控えているという方は、それは勘違いです。
水というより根の酸素不足が問題。
つぼみがついてから花が咲き時期や、生育が盛んなときに水を切らすと花が落ちたり成長が止まります。葉がしわしわになるのであれば、室内が乾燥している可能性があります。水やりは1週間に1回くらい、鉢の下に水が流れるくらいたっぷり与えるが良いです。
という方は、こちらも参考にしてください。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。