「あ、ガイドが外れた・・・」
釣りをしていると、竿の先端や途中のガイドが取れたり、壊れたりすることがあります。
そこで私がやった方法を紹介します。
ガイドの修理
竿のガイドには、いくつかのタイプがありますが、基本は接着剤で固定します。
準備したのは、強力接着剤(エポキシ)、瞬間接着剤、ペーパー。PEラインの0.8~2号程度。
ペーパーは、表面を荒らして接着剤がしっかりと付くように磨くためのもの。
エポキシ系の接着剤は、2液を混合すると硬化するタイプ。
ガイドに塗る場合は、垂れやすいので混合させて数分して、少し固まり初めてから塗ると、垂れにくい。
エポキシの代わりに、瞬間接着剤でつけても良いのですが、どうも接着力が弱かったので、今回はこのようにしました。
乾燥したら、PEラインとガイドを巻きます。巻き方は、どんな方法でもOK。ポイントは、接着剤がなくても、糸だけで固定できるように、しっかり巻きます。
巻き終わったら、その上から瞬間接着剤を垂らして、PEラインを固めます。
エポキシと瞬間接着剤、PEラインでトップガイドが固定できました。
PEラインは、あまり巻きすぎると、リールから通したラインが干渉するので、ほどほどに。
ただ、ガイドが壊れて使えなくなったら、新しいものと交換する必要があります。
ガイドセットで修理
本来は、純正のものを取り寄せて交換するか、修理を依頼するのが間違いありません。
ただ私が所有していた竿は、有名メーカー品ではないため、すでに交換部品が手に入りません。
この手の修理で、高品質のガイドは、富士工業(fuji)が有名です。様々なタイプがありますが、価格が数百円~1000円を超えるものも。
低価格だけど、最低限の品質は期待したい。そんな方は、fujiで1個200~400円(タイプによる)くらいのものを使いましょう。
500円くらいになると、フレームがステンレスで糸が通るリングがSiC。釣行したら、水洗いすれば、このタイプで十分。
1個千円を超えるタイプは、、高品質・高寿命のSiCリングでチタンフレームで強度・軽量。さびにくい。
ルビーをガイドにしたものは、セットで14万円以上もするので除外(汗)
予算に合わせて、選んでください。形状は、いままで付いていたのと、基本、同じタイプ、同型状が、トラブルを抑えられます。
今回、修理するのは竿が数千円の安いものなので、安いものを探しました。
取りあえず竿の先端と、中間のガイドがセットされているものを購入しました。
これで手持ちの格安の竿が壊れても、当分の間は修理できます!
先端と2つ目のガイドを一挙に交換
先端のガイドを良く見ると、筋が入っています。
安い竿は、先端のガイドが傷みやすいのは仕方ありませんね。このまま使うとラインを痛めて、大きな魚がかかったときに切れる恐れも。
そこで新しいガイドと交換します。
まずガイドをライターや、チャッカマンで軽く加熱して外します。あまり長時間、温めると竿の先端が炭になるのでご注意を。
外したら、軽くペーパーでこすりました。
サイズはセットなので、現物あわせできるので楽。2.6がぴったりでした。
シンプルに、瞬間接着剤だけで修理完了。
慣れれば数分で終わりますが、この作業は慣れたくないですね。
2個目のガイドの交換
ちなみに2個目のガイドをつけるのを忘れていたので、再度外して2個目のガイドを入れました(トホホ・・・)
今回、使ったのは4.0。
下記は、すでに交換済みの画像です。
新品のガイドは、シルバー色なのですが、元がガイドはブラック。そこでマジックで塗りました。
これですべての作業が完了しました。
ちなみに専用の接着剤もあります。熱を加えると溶けるタイプです。より完璧に修理したい方は、こういうアイテムを使うのが安心。
まとめ
今回は、激安のガイドセットを使って修理をしました。
気になるのは耐久性ですが、この竿は子供用なので使用頻度は高くないので、結果がでるのは相当、先になるのではと思っております。
とりあえず釣り竿の機能が復活したので、今回の修理は十分に満足。ガイドに、数千円も使うような竿ではないですし。ほぼサビキ釣り用。
さて、せっかくなので、修理した竿で実釣に行ってきます♪
この後、別の竿のトップガイドと中間のガイドを2つ交換しました。その時、どうのようにガイドを選んだのか等を詳しく体験記にまとめました。
>>> 釣り竿のガイド修理
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。