ミニトマトを水耕栽培するのに、種から育ててみました。
ちなみに露地栽培は春に植えるのが最適とされていますが、水耕栽培はちょっと違います。
「え?4月じゃないの?」
それが違うんですよ。庭や畑で植えるのとは違う、2つの理由があります。それについて下記にまとめたので、良かったら参考にしてくださいね。
目次
ミニトマトの発芽の日数と栽培する季節
2種類の品種を、テッシュペーパーの上に蒔いて、霧吹きで水やり。
その後、乾燥しないようにフタをして温かい場所で暗くして放置。
日中の室温が25度前後で、わずか2日で根が出てきました。
温度が下がると、発芽までには時間がかかりますが、部屋であれば温度の調整も楽なので、畑で蒔くより早く芽がでてきます。
ミニトマトを種まきする時期
室内の水耕栽培を前提にすれば、おすすめはお盆過ぎに種まきがベスト。
最初にもお伝えしましたが、畑や庭で植えるときは種まきは4月の桜が咲く頃が一般的。
ところが室内で水耕栽培をするなら、種まきは8月お盆過ぎから、翌年の5月くらいまで。
その理由は、太陽の位置。詳しくは下記にて。
私はあまり難しく考えずに、取りあえず種を蒔いちゃへってノリで植えています。5月の22日に種を蒔いたのですが、栽培自体はできます。
ミニトマトの品種のおすすめ
私がこれまで食べて美味しいと思ったものを、種の品種選びの基準にしています。
イチオシ
- 品種:アイコ
形は細長い楕円形に近い。
丸いのよりアイコは甘くて皮も薄くて私は大好き!
だからいつもアイコを買います。どうしても忙しくて種が間に合わないときは、苗を買いますがやっぱりアイコ。
最近は、他の栽培もしている関係で、どうしてもスペースが確保できないときは、こちらの背の低い品種がお気に入り。
参考 背が低い品種のミニトマト
夏に室内で育てるなら、この品種がおすすめ。
夏は高温多湿でトマト栽培には向いていない
向いていない理由その1、太陽の位置が高いので、背が高いと不利なのもあります。葉にほとんど光が当たらない。
その2、室内でも閉め切ると35度を超えるような所では、水耕栽培にはかなり厳しい環境です。
成長はほぼ止まり咲いた花は、実をほとんどつけず落ちてしまいます。強制的にトマトトーンというもので着果させても、形が変形したり味が落ちます。
参考 ミニトマトの花が落ちる!実がならないときの受粉の特効薬!
トマトは品種改良されていますが、原種は高原の涼しい気候で育っているので、その性質は残っているようです。
それに湿度が高く暑いと、疫病などの病気にもなりやすい。私たち人間も暑いと、体力を消耗して病気にかかりやすくなりますが、植物も同じようです。
室内に太陽光が射し込みやすくなるので、光合成も活発にしてくれるのでグングンと大きく育ち、たくさんの実をつけてくれるから。
撮影しきれなくて、カットしてつなげましたが、これ以外にもたくさん実をつけています。
ミニトマトを植えたいと思ったときが植え時
いろいろここまで紹介してきましたが、あなたが「ミニトマトの水耕栽培をやりたい!」と思ったときがもし6月だったとしても、8月まで待たずに種を植えてみれば良いですよ。
私が言っていることが100%正しいわけでなく、あくまでも自分の体験から書いているだけで、もしかすると、6月に植えたらもっと生育が良いかもわかりませんよ。
ぜひ、「いますぐやってみたい!」という気持を優先させてください。もし失敗したって、種はたくさんあるので、再チャレンジすれば良いだけですよ!
私は記事にしていないだけで、泣きたいくらの失敗をしてます。
ちなみに肥料はこれが良く育ちました。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。