賞味期限を過ぎたら、食パンにカビが生えた。
一時期、某メーカーの食パンはカビが生えないとか、都市伝説がありましたが、やはり条件が整うとカビは生えてしまいます。
そこで自宅でも簡単にできる、食パンを長持ちさせる保存方法についてまとめました。
目次
低温にすれはカビは生えにくい
冷凍庫に食パンを入れるスペースがあれば、これが一番手っ取り早いです。(※注意点は下記にて)。
パンに含まれる水分も失うことなく保存できます。
冷凍食パンは、解凍せずにオーブンでそのまま焼けるので手間がかかりません。1枚ずつ、ラップしてから冷凍すると良いよ。
最新のオーブンは、冷凍トーストなどのモードや記載があります。半解凍でそのままオーブンすると、中がふわっ。外はカリッ。
でもまあ、大抵は3個500円とか安い日に買いだめして、冷凍庫に空きスペースがないのが普通ですよね。
冷凍庫に入らない場合、冷蔵庫も使えます。
冷蔵庫で保存
冷蔵庫で食パンを保存すると、乾燥して不味くなるという方がいます。
でも大抵、食べ比べてみないと分からないくらいです。食味鑑定士であれば分かりますが。だから気にしないで大丈夫。
食味鑑定士並みに、味覚の分かる方は避けた方が良いですが。
冷蔵庫で乾燥して硬くなった食パンの復活法
乾燥して硬くなったら、少し霧吹きで表面を濡らして、電子レンジで加熱する(800Wで30秒くらい)、ふわふわになります。
表面とカリッとさせたければ、そのあと1分くらいオーブントースターで焼けば、美味しくいただけます。
これ、実際に私が、いつもやっている方法なのでオススメです。
乾燥させずに冷やせる発泡スチロール
私が良くやる方法です!
「そんなこと言っても、やっぱり乾燥させたくない!」という方は、発泡スチロールを使う方法がオススメ。
我が家では冷蔵庫が一杯のときは、いつも二重構造にした発泡スチロールが大活躍しています。
「なぜ良いの?」
一番のメリットは、湿度が高いこと。保冷剤を入れて冷やすのですが、ちょっと加湿気味なくらいです。
それだとカビが生えそうですが、温度が低いので常温保存よりも長持ちします。
賞味期限が近い商品をスーパーで買ったら、冷蔵庫か発泡スチロールで保存して、消費期限までには食べるようにしています。とくに夏場の時期は欠かせません。
真空保存は常温でも保存性がアップ
真空は食パンにカビが生えない!
カビも空気が薄くなると、増殖力が低下します。
宇宙空間のような真空にはできませんが、家庭用の家電を使うと、手軽に真空パックにできます。
長期間、保存されるなら真空にしてから冷凍庫に入れると、臭いもつかずに保存性がさらにアップします。
手軽に手動で真空にできる真空 パンケース(シール容器 BBR4N)も人気が高いです。
こういった容器を使うときは、フタにパンの粉やゴミなどが付着すると、隙間ができて空気が入るので、真空にならないときは確認してみてください。
これを使って、冷蔵庫に入れると真空 + 低温でさらに良い効果が期待できます。そういう点では、真冬は長持ちできる。
普通の容器を使った保存法
密閉容器に食パンを入れて、その横にアルコールを少量入れておくと、アルコールが揮発してカビが生えにくくなるアイデアもあります。
うちでは、そこまではやっていないのですが、良い方法だと思います。
アルコール除菌の原理です。直接パンにはかけないでくださいね。
また揮発性の高い純度のアルコールは、火気厳禁ですので火を近くで使っているところでは止めてくださいね。
パンを取り出す手にご注意を
カビだけではなく雑菌をパンに付着させないことが、食パンの長期保存には欠かせません。
できれば手をきれいに洗って除菌しておくと、より安心できます。使い捨てのビニール手袋で、パンを取り出したりというのも良いですね。
ただ毎回、これは面倒なので1枚ずつ小分けにして保存するときに、手袋を使うのが楽。それに手についた雑菌で、パンにカビが生えるのも抑えられます。
まとめ
いくつか保存方法を紹介してきましたが、まずはご家庭で手軽にできる方法から試してみてください。真空は手軽です。
とくに手作り食パンの場合は、保存料などが入っていないので保存には気を使いますね。
私の場合は週末にスーパーでまとめ買いして、冷蔵庫が一杯の間は発泡スチロールに保存して、週の中頃から冷蔵庫に入れます。
これが一番良いかな。
1斤買って余ったら、冷凍庫に入れるようにしています。参考になれば幸いです。
こちらも読まれています。
これ以外にもいっぱいあります。>>料理の役立つ情報まとめ
【関連記事】
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。