「ブラックバスを飼育して逮捕されました」。
そんなニュースをみて、何とかならないものかな~と。
「バスって釣るのが楽しいけど、食べられないでしょう?」とかいう人。
ほんと、損してません?
ブラックバスは食用魚
ブラックバスは美味しい。
かなり古い書籍ですが、ダイワ釣魚全集【改訂版】P208に、ブラックバスについて、こんな記述がありました。
川魚の中でも1~2を争うほど美味で、塩焼き、バター焼き、ムニエル、フライ、コーキルが良い。
「え~ブラックバスって、おいしいのか。じゃ、食べてみよう」。という単純な発想で、釣りに出かけました。
このとき私にとって、ブラックバスの初釣行。
まだネット情報もない時代だったので、バスは釣って食べるのが当たり前と考えていました。
バスを食べる時代へ
実際に釣って食べてみると、
「え!?鯛みたい」。
ブルーギルも食べましたが、こちらは身がしっかりしている印象で、やはり美味しい。
たぶん釣り人は、食わずぎらいでしょう。一度、食べると美味しさが分かります。当たり前だけど、食べないと味は分からないです。
一時期、ブラックバスは駆除の対象魚となっていましたが、近年、琵琶湖などでも食べる魚としてアピールが始まっています。
先ほども言いましたように、ブラックバスは食べられる魚です。私も自宅で調理して食べて分かったのですが、塩焼きは美味しい。
今度、フライも試してみようと思います。おそらくあの身の感じでは、黒鯛(チヌ)のような感じで、ふわふわして美味しいでしょう。
釣り動画の人気ユーチューバーがバスを食べた
釣り動画を公開されている、人気ユーチューバーが、ブラックバスを料理して「美味しい」と食べているシーンが公開されています。
それでは、いくつか紹介していきます。
KENTANTAI 健啖隊 けんたんたいさんの動画。『ブラックバスを釣って食う 定番料理フライ Largemouth bass fishing. Catch & Eat.』
8分17秒あたりから調理シーンが始まります。
その他にもたくさんの方が、ブラックバスを調理されています。
ブラックバスは、大型になると脂が臭いのですが、適切に脂を取り除き調理すれば、淡泊で美味しく食べられますよ。
いままで食べられないと、捨てていた方は損をしています。
琵琶湖でブラックバスが食べられる
滋賀県立琵琶湖博物館内のミュージアムレストランでは、琵琶湖バス料理が食べられます。
調理に自信がない方や、観光のついでに立ち寄る機会があれば試してみてください。
下記はメニューの一例。
- バス天丼
- バスと琵琶鱒の天丼
- 近江御膳(バス天ぷら)※こちらは要予約
- なまず天丼もあります。
情報
- 休館日:月曜日 (博物館の休館日に準ずる)
- 場所:滋賀県草津市下物町1091番地 滋賀県立琵琶湖博物館内
- TEL:077-568-4819
- 営業時間 11:00~17:00
公式サイト http://www.nanyouken.co.jp/nionoumi/biwabasu.html
場所は、琵琶湖の位置でいうと、この辺り。
詳細地図はこちら。
まとめ
ブラックバスが、ここまで日本中に拡散してしまったので、完全に駆除するのは難しい。
参考 ブラックバスの駆除は賛成だけどその後の魚の処理が問題!
そこで漁業関係者様には、資源として活用も検討して頂きたいと思います。
また琵琶湖などのレストランでも、ブラックバスを名物の1つにして欲しい。また美味しいという発信も、どんどんしていくと美味な魚という印象が定着すると思います。
こういうのって、印象操作なんですよね。良いものを、本来の価値に気づいてもらう印象操作なら良いと思う。
ブラックバスを、どんどん釣って駆除して、食べましょう。
家計の足しにもなる。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。