「明るさ、足りてる?」
「明るいんじゃないかな?」
人の目はあてにならない。かなり暗くても、人間の目は自動で調整するので、実際の照度(光度)が分からないんですよね。
室内で、お花や野菜を栽培していると、日照時間や照度が気になります。
そこで比較するために格安の照度計のLX1010Bを購入、使ってみたレビューと感想をまとめました。
照度計 LX1010B レビュー
照度計 LX1010Bの説明書をなくしてしまいましたが、そんなものが無くても困らないほど使い方は簡単。
楽天市場で購入して、早速、届いたので開封しました。いつも箱を開けときが、一番、ドキドキします。
本体のフタをぱかっと開けると白い部分が見えますが、そこに光が当たると照度を測定できます。
まずは電源を入れて、スイッチを入れると、すぐに0.24と表示されます。
ダイソーの5LEDスタンドで照らしてみると、室内の蛍光灯よりも高い0.32という数値が表示されました。
5LEDのレビューはこちら>>ダイソーの5LEDスタンド|個体差で光の色が違うけど使える!
さらにスタンドを近づけて、白いセンサーがあるところまで寄せると、数値が振り切りました。
振り切ったら、下記のボタンが3段階になっているので、切り換えると数字が振り切らなくなります。10倍ずつ切り換えられるようになっています。
一番上は、屋外の太陽光が当たるような場所で使います。この辺りは直感的に分かるので、難しくはありません。振り切ったら切り換える。それだけです。
うちでは園芸(シャコバサボテン、トマトや葉物の水耕栽培)のとき、光の度合いを比べるのに活用しています。
光が不足しているときは、アルミシートを反射鏡のようにして不足している光りを補う工夫をしています。
これまでは感覚だけでやっていたのですが、照度計を使うといままでは明るく感じていたのに、実際にはかなりくらいというのが分かりました。
このようにして場所によって、どれくらい照度が違うのは、光度計LX1010Bの測定値をみれば一目瞭然。
ちょっと驚いたのですが、照度計って持っているだけで未来的な感じ。やっていることは簡単なのですが、何かすごいことをしている気分にさせられます。
いろんな(高価な)照度計がありますが、正確な数値は必要なく日陰と陽向、北側の窓と南側の窓の照度がどれくらいか、比較するような使い方をするのには十分な性能です。
「机で勉強したり本を読むような場合にも、照度が足りているのか?」というのも、客観的に把握できるので便利。
精密な数値は、家では必要ないので光度計LX1010Bがあれば事足ります。
ちなみに園芸などは、私が使ったセンサーと本体が離れている方が、いろいろ便利ですよ。
というのも、センサーをトマトの葉っぱの所に置けば、その位置の照度が分かりますが、もし本体と一体型になっていたら、高い位置だと数値が読めない。
もちろんホールド(数値を固定)できれば良いのですが、イチイチ面倒です。使い方にもよりますが、私は本体と離れているのを買って正解でした。
ちなみに電池はアルカリの9Vの電池。家電、ホームセンター、ダイソーなど百均でも売っているので、入手は簡単です。
光度計LX1010Bまとめ
実際の照度を測定することで、目で感じる明るさとの違いに驚きました。
- 寝室の照明が予想より暗くて、新しくLEDに買い替えました。あまり暗いところで本やスマホを見ると目に悪いですからね。
- 光度計LX1010Bは直感的に分かりやすいので、我が家では大活躍です。観葉植物などの置き場所などを考えるときの参考にしています。
- 家の庭の鉢植えや野菜を植えているのですが、昼から日があまり当たらない場所があるので、どれくらいの光度があるのかを把握するのにも活用。
お手軽に使える光度計。細かな数値の精度を気にされる方には向いていないかもしれませんね。
それよりも手軽に明るさの比較を知りたい方向き。家の照明がどれくらいなのか、同じ距離で測定すれば、おおよその差が分かります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。