「手ぶらでヘチ釣りがしたい」。
ヘチ釣りは、歩いて、歩いて、歩きまくる釣り。1日5~10km、歩くのはザラの特殊な釣り。
手荷物は無くして、体に身に付けるのが移動には、圧倒的に楽ですし、釣りに集中できます。
もちろんそれだけなら、普通のベストでもいいのですが、ヘチ釣りは柵がない堤防などで釣りをするため、転落の危険があります。
釣り人として安全性も兼ね備えた海に落下しても浮いてくれる、ゲームフローティングベスト(釣り用のライフジャケット、救命胴着)の装着は必須。
そこで収納面も考慮して、フローティングベストの選定を行いました。
目次
タモを背中に付けられるフローティングベスト
背中にタモを引っかけられないと、ヘチ釣りのフローティングベストとしては不満です。
そこで調べていくと、良さそうな商品を発見しました。
私が良いと思ったものを、ランキング形式でまとめました。
プロックス フローティングゲームベスト PX399KK
プロックスのPX399シリーズは、いくつかあります。
女性で体重が60kg以下であれば、PX399SKK、PX399SKR、PX399SKGの型番でOKです。
それ以上の体重、大人の男性であれば60kg以上、例えば75kgの方は、PX399KK、PX399KR、PX399KG。
型番の違いは、色違いです。
イチオシ
PX399KK
人気があるのは、ブラック×ブラックあたりかな。
本当に海に落ちたときは、オレンジ色などが良いのでしょうけれど、専用の救命胴衣と違い、あまりそういう色を製造しているメーカーはありませんね。
下記は、プロックス(PROX) フローティングゲームベスト 大人用フリー ブラック×ブラック PX399KKです。
これを1位にした理由
- タモを引っかけるD管が大きいこと。
- 標準でドリンクホルダがついていること。
- 反射ワッペンがついていること。
- かなり長く販売されている定番商品。
タカミヤ REALMETHOD ベーシックゲームフローティングベスト
- タカミヤ(TAKAMIYA) REALMETHOD ベーシックゲームフローティングベスト。
- サイズ:フリー
- 色:ブラック
- 価格:6200円前後
ポイント
ランディングネット装着用に、後側(背中側)に大型Dカンが搭載されています。タモをひっかける位置が高いのが良いかな。
販売ページで、他の画像を見られます。
反射するシールをつけた方が、落ちた時に発見されやすいと思います。
国土交通省型式承認品 固型式ライフジャケット Bluestorm BSJ-190RS
国土交通省型式承認品 固型式ライフジャケット Bluestorm BSJ-190RS。色はレッド、ネイビー、ブラックがあります。
国の定めた厳しい審査に合格したモデルに対して、与えられるライフジャケットです。
参考 国土交通省型式承認品とは?(外部サイトが開きます)。
ほとんどの安いライフジャケットは、同等品、それに準ずるという感じで書かれています。
しかし、Bluestorm(ブルーストーム)BSJ-190RSは、正規の手順を得てコストをかけて審査をしているので、安全性が一定水準以上だと期待できます。
ルアーゲーム用 やヘチ釣りに、安全性を重視したい方は、Bluestorm(ブルーストーム)BSJ-190RSを選択肢に。
3位の理由は、ヘチ釣りで収納面を考慮したため。それさえ気にならなければ、こちらがイチオシ。
ということで、今回は良いフローティングベストを見つけることができました。
フローティングベストは消耗品
救命具って寿命があるんですよね。
ガス式のものも、発泡材を使ったベストタイプも、3年過ぎると性能が落ちるので、買い換え必須。
そう考えると1万も2万も出して、3年おきに買い換えるのはキツイ。とくに我が家は4人で釣りをするから、かけ算すると恐ろしい。
だから「7000円以下に抑えたい」というわけ。
ちょっと怖い話し。
YouTube nagisamaruさんの動画:購入後5年経過したライフジャケットの動作テスト、その1.開かなかった編
テストだから笑っていられますが、もし海に転落したときだったとしたら・・・
やっぱり3年が目安ですね。
そういった意味で、私は家族全員分は高いものが買えないので、安いタイプも使います。
3000円以下のライフジャケット
フローティングベストの浮力【豆知識】
商品に浮力7.5kgなどの記載がありますが、体重70kgの人なら水中に沈んでしまいそうですね。
ところが人間が水中に入ると、体の浮力があるので、浮力7.5kgでも十分に浮かびます。
人間の体の水分の割合は、大人で60%くらいと言われています。つまり70kgの人なら、42kgは水。
70kgー42kg=28kg
しかも脂肪は水よりも軽いので、浮力アップ。浮かせる重さは更に減りますね。
このように計算していくと、7.5kgの浮力でも体重75kgの人も余裕で浮かせられます。
参考になりましたでしょうか。
フローティングベストまとめ
安全重視をされるなら、国土交通省基準対応モデルですね。
でも3年毎に買い換えるのは、やっぱり辛いけれど・・・
※釣り公園など、安全性に配慮され転落防止用の柵が設置され、また近くに救助用の浮き輪などが設置されているところでは、必要性は低いと考えています。
ただし砂浜などで、予想を超える大きな波にさらわれる危険があるので、万が一でも浮いていられるフローティングベストの着用は必要だと考えます。
もう少しお値うちな、ライフジャケットも買いました。
ということで、毎月、700円を積み立て決定! なんか安い気がする・・・
これで1日5km、10kmも楽勝・・・だと良いけど。
【ヘチ釣り関連記事】
- ヘチリールのおすすめリールはこれしかない!
- 【初心者編】チヌが釣れる!使うエサはこれ!
- ヘチ釣り・落とし込みに使うライン(道糸)おすすめはこれ!
- 落とし込み釣り・ヘチ釣りの仕掛け|重要ポイントはリールの回転性能!
- バランスの悪いヘチリールを手軽に修正したら良くなったよ!
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。