昔は太いウナギを、河口で釣り上げているおじさんを見た事があります。
真夏に、アルコールを飲みながら釣りをされていました。
まあ、それはさておき、絶滅危惧種のウナギ。いまでも意外と釣れるようです。ホントに、減ってるのかな!?
私たち釣り人が、1年に何匹か釣るくらいなら、ほとんど影響は無いでしょうね。
と、いうことで、ウナギ釣りの仕掛けなどを紹介します。
目次
ウナギ釣りの仕掛け&エサ
置き竿で釣る仕掛けを紹介します。
用意するのは、道糸3号、中通しオモリ、ヨリモドシ2個、ウナギ針 11号、ハリス3号(長さ 45~70cm)
中通しのオモリを使うと、エサを食い込ませるとき違和感を減らせますが、、中通しオモリを使わずに、タルオモリを使う仕掛けでも釣れます。
タルオモリ 5~10号、流れが強くないところなら、5号でOK。
ハリス付で長さが45cmであれば、少し短いですが、それでOKです。
オーナー(OWNER) デカパック 糸付うなぎ・アナゴ 針11号−ハリス3号 |
プロマリン(PRO MARINE) タル付おもり 5号 AGR001 |
簡易型の仕掛け
タル付オモリを根掛かりなどで失った場合、釣りの現場であり合わせの道具で釣る場合は、ナス型のオモリを使いましょう。
スナップサルカン、ヨリモドシがついたものを使いましょう。糸ヨレが軽減でき、ライントラブルを減らせます。
ウナギが針を飲み込まれることがあるので、最近はこちらの仕掛けを使っています。
最新 うなぎ釣りの仕掛けや針の大きさ・エサはこれを読めば分かる!
仕掛け(竿)の数
ぶっやけ、多いほど釣れる確率がアップします。
ウナギは、入れ食いになるような釣りではないため、釣果ゼロのことも多い。そこで、釣果ゼロを避けるため、仕掛けの数(竿の数)を増やします。
漁師さんの場合は、針を何十本もつけますが、私たち素人では仕掛けが絡まって大変なことになります。
そこで1本の竿に、1つの仕掛けが基本。つまり竿の数を多くするほど、ウナギが釣れる確率がアップ。
ウナギは、それほど激しいやり取りはないので、安い竿で十分。
竿の入門セット
釣具店や通販で、1500円以上でリールと竿がセットになっているもので十分に釣れます。
- 竿の長さは、1.6~2mくらいでOK。
- 堤防でサビキ釣りもしたい方は、2~3mが使いやすい。
タカミヤ、プロマリン、オルルド釣具などが、入門用におすすめ。
- TAKAMIYA(タカミヤ) 堤防用 チョイ投げコンパクトロッド&リールセット 165
- プロマリン(PRO MARINE) PG ミニコンパクトちょい投げセットDX 180 (DYS-600GS)
3本買うとしたら、長めと短めを、それぞれ用意しておくと、何かと使うのに便利。短い竿は、お子さん用にされると扱いやすい。
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我が家の場合、短い竿は旅行に行くときスーツケースに忍ばせます。
ウナギの調理
生きたままのウナギは、さばきにくい。そこでクーラーボックスに氷を入れて動かなくなってから調理するのがおすすめ。
3日間くらい、泥抜きするとさらに臭みが抜けるようです。水道水で良いので、ちょろちょろ水をかけ流しにすると良いでしょう。
ただし脱走の名人なので網などに入れておかないと、逃げられてしまいます。
YouTubeで大人気の、きまぐれクックさんの動画『【釣れたて!】無料で『極上うなぎ丼』が食べれる方法がこちら』を紹介します。
ウナギの基本的なさばき方が、分かりやすい動画で解説されています。
短いコンパクトロッドで、立派な天然ウナギを釣られてますよ。
※小さなウナギが針を飲み込んだら、糸だけ短く切って、そのまま逃がすと自分で針を外すそうです。
やはり炭火焼きが一番、美味しく食べられます。タレは、市販のものでOK。
ウナギのエサ
釣る場所が川など淡水なら釣具店で販売されている、太めのミミズ(ドバミミズ)がお手軽。
河口付近の海水が混じり合うところなら、太い青イソメ(ゴカイ)。
ミミズもイソメも、針に1本がけ。
できるだけ大きめのエサが釣果アップに。生きたエサのメリットは、自分で動いてくれるので、ウナギにアピールしてくれます。
また臭いに釣られて、向こうから近寄ってくれるので初心者の方も釣りやすい。
またこんなエサでもウナギが釣れます。
釣れる時間帯(地合い)
- 良く釣れるのは、夕暮れから夜にかけてが勝負。
- 河口付近では、満潮の3時間前くらいからが狙い目。
ただし、この時間帯は、河口ならシーバスなどがウナギよりも先にエサに食いつくことが多い。
その他、川なら外道でナマズ、ブラックバス、フナ、コイ、ニゴイ、ウグイ、カメ(スッポン)なども食らいついてきます。
日の明るいときでも釣れる
夕方や夜は、ちょっと忙しくて釣れない。
そんな方は、昼間でも釣れる確率は下がるものの、十分に狙えます。
YouTubeの釣りいろはさんの『家族でうなぎ釣り』は、まだ明るい時に立派な太いウナギを釣られています。
また、釣りのポイントの参考にもなります。
釣れるポイント
河口や川共に、大小を問わず、至る所にウナギは生息しています。
例えば、先ほど紹介した釣りいろはさんが、こんなところで釣られています。
『【衝撃】近所の用水路で大うなぎを釣り上げろ!』
大都会でもない限り、田舎ならどこにでもありそうな用水路で、絶滅危惧種のウナギが釣れるポイントになります。
あれくらい小さな川や用水路なら、そもそも竿すら必要なく、手釣りでも手軽に釣れます。
ただし、近年、河口堰や河川改修で、ウナギが遡上できない川も増えているので、昔は釣れたところでも、海から登ってくれなくなっているかもしれません。
まとめ
ウナギは、私たちの生活圏内の身近な川にも生息しているため、手軽に狙える魚です。
絶滅危惧種だから・・・ちょっと・・・と思われている方は、釣りをされない方が良いと思います。
今時、釣った動画を公開するだけで、「絶滅危惧種を、何で釣るんだよ!」なんて叩く人もいるので、釣ってもこっそり食べる方が安心だと思います。
【ウナギの関連動画】
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。