育ちすぎ!たった1本で何百個も収穫できた!
実際に桜香が育てています~
春に試食して決めたミニトマトの苗。庭と室内の両方で育てたら、室内の方が圧勝。
やっぱり水耕栽培って安定して、育てることができますね。そんな育て方を、写真を交えて紹介します。参考になれば幸いです♪
トマト栽培で集めた道具で生育の80%決まる
始めに誤解の無いようにお伝えしておくと、もっとも大事なのは太陽の光。つまり日光。
でも室内で育てると、いくら南側の窓際で栽培しても、半日くらいしか日の光りは入りません。
とくに夏、太陽の位置が高く、どうやって光りを取り入れるのか、いろいろアイデアを考えました。
それも交えてまとめています。
大きな容器ほど有利なわけじゃない
水耕栽培は、1~2Lくらいのペットボトルの容器でも育てられる手軽さが人気。ここまで2Lのペットボトルで育てていました。
根を見ると、このままでは根っこで一杯になりそうな雰囲気。小さいままなら、これでも育てられますが、実は1段で終わり。
トマトやミニトマトに限って言えば、これでは大きく育てられません。そこで、大きく育てないなら、容器を交換します。
ある程度の大きな容器は必要。
室内ということを考慮すれば、10Lくらい入る大きさがベスト。我が家では、いつもお世話になっている百均のダイソーのポリバケツを使いました♪
100円+消費税で、10Lの容器が手に入るのですから助かります。
10Lあれば、よほど陽当たりの良いところ意外では、ちょうど良い感じに生育してくれるはず。
20~30Lの漬け物の容器でも良いのですが大きくなりすぎてもね・・・
そこで10Lで育てることにしました。このサイズが、水耕栽培で育つミニトマトの大きさを決めます。
(植え替えたのは6月25日 その日の夜に撮影)
バケツの周りにはアルミシートを巻いて、直射日光が根に影響を与えないようにしています。何もしないと、液の温度が上がりすぎてトマトが枯れてしまうかも。
ちなみにバケツは当初、1つでしたが後にもう1個、買い足しました。その理由はトマトが大きくなるに従って、液肥の吸収が多くなり1日で2~3Lも吸うようになったから。
前もって隣に、10Lの液肥を作っておけば楽だという理由。入れ替えは、やはりダイソーで購入した灯油をいれる、シュポシュポポンプ?を使います。
金魚などの水を入れ替えるポンプでも良いかも。どちらも100円ですから。
色付き始めたトマトたち #家庭菜園 #水耕栽培 pic.twitter.com/cJjx0nveX9
— プランター菜園 (@planter_saien) 2019年6月8日
ミニトマトの水耕栽培で欠かせない道具
最も重要なのは、エアポンプ。これがないと、生育に大きな差がでます。
- エアポンプで肥料がとけた水溶液に空気を送り込んだもの。
- 空気を送らずに、育てたもの。
最初はあまり差がなく、順調に生育を続けました。
ところが5月、6月と気温が暑くなると、空気を送らずに育てた株は元気がなくなりました。おかしいと思って根っこを見ると、根が腐ってきていました。
あきらかに酸素不足。
切った根
その後、腐った根を切って、水を少なめにしたら元気を取り戻しましたが、枝も腐ってきたので大幅に小さな株に逆戻り。
この容器、一杯に根が張っていましたが、すっきりしました。数日後には、白い元気な根が出てきました。
おそらく夏場になると、水に含まれる空気の量が減ったのと、その結果、空気が嫌いな嫌気性の細菌が液中で増えて、水を腐敗させていったのが原因ではないかと考えています。
空気を送らないときは、根の1/3くらい下まで水を入れるようにしないと、根が腐るようです。あるいは根が張りすぎたらカットしてあげると良いです。
ミニトマトは、シソよりも根の量が多いのでとくに注意が必要です。
私は夜でも静かなので、こちらの水心のエアーポンプを使っています。10Lなら余裕です。
通販・最新価格 水心 SSPP-7Sを楽天市場で詳細を見る。
その他、こちらも必要ですが、数百円で買い足せます。通販で購入される場合は、エアーポンプと一緒にショップで買うと、送料分が助かります。
- エアーチューブ
- 逆流防止弁 ← これ使ってないとやばいよ。室内が水浸しになるかも。
- ストーン
熱帯魚を扱うホームセンターでも、こちらは入手可能です。ただエアーポンプだけは、水心を強くオススメします。
停電のときなんかには、乾電池で動くエアーポンプがあると助かります。>>電池で動くエアーポンプ
もし、振動が気になる場合は、スポンジを下に敷くと音はピタッと止まります。
ダイソーで売っている、ネットクリーナーをポンプの下に敷くと、振動が吸収されますよ。
私は、これを使って水耕栽培の種まきをします。
秋からぐんぐん成長を始めた
夏場は、意外と太陽光があたらず日陰になるのと、室温が高すぎて成長が鈍ります。
ミニトマトちゃん(一部)の現在。ベランダは風が強いんで浅型容器はもとより深型容器でも重さを支えきれずかなりフラフラ…支柱立ててやらねばだぬ #水耕栽培 pic.twitter.com/vmA5jWYoJE
— まりあんぬ (@tachikoma24) 2019年6月5日
でもお盆を過ぎると太陽の位置も低くなり太陽光が入る時間が増え、気温もちょうどいい具合に下がるので、生育がぐんぐん活発になります。
エアー(空気)をたっぷり送っているのも、効果がありそう。
いまこれを書いているのが11月の初旬ですが、ミニトマトがいまだに鈴なり。この窓からは出入りできません。日光はトマトちゃんが吸収してくれますが、案外、これでも室内は明るい。
畑などで植えられているトマトは、とっくに撤収されているはずですが、室内栽培のミニトマトはいまが最盛期。
朝は気温が下がってきているので、もう少ししたら成長が鈍るでしょうけど、まだ花がたくさん咲いて実をつけています。
もし花が咲いても、ころんと落ちて実がつかないときは、こちらを参考にしてください。>>ミニトマトの実がなる魔法の特効薬!
窓際で育てたミニトマト、2~3日おきの収穫が楽しみです。できるだけ完熟させて、新鮮なトマトを頂いています♪
房ごと収穫。
熟すときに重なると食べきれません。この2日後にも、ほぼ同じくらいのミニトマトを収穫しました。
11月も中旬になろうとしているときに、花がどんどん咲いています。
伸びすぎてカーテンレールの上にまで達しました。普通はここまで伸びる前に、上の方を切るのですが、まだつぼみのときは余裕があったハズなのですが・・・
あとどれ位、収穫できるかですが、そろそろ邪魔になってきたかも(汗)
これでは、別の野菜が植えられない。あまりたくさん、水耕栽培すると野菜が育ち過ぎます。嬉しい悲鳴♪
12月4日 どんどん収穫。
液体肥料を買い足さないと、足りないかも。
12月8日
依然、成長は衰えていません。
むしろ太陽光が入るようになり、しかも気温が多少低い方が生育は良いみたい。
トマトカーテン
夏場はさすがに室内でも、締め切っていたので30度以上になっていて、実もならなかったのですが、環境は秋からの方が良かったんでしょうね。
先日もたくさん収穫できたので、一体、どこまで成長を続けるのか・・・そろそろ片付けたかったのですが。嬉しい悲鳴は続きそう。
たった1本でここまで成長するとは・・・
こちらは年越し。真冬の2月6日の様子。暖房なしの部屋です。
まとめ
結局、グリーンカーテンが昨年まで続きましたが、わき芽を使って挿し芽をして、また新しく始めました。
この調子で水耕栽培を続ければ、病気で枯れない限り永遠に続けられそう。
で、実際にまた2年目も栽培を初めてみたら・・・
つづく>> ミニトマトの水耕栽培を室内で!秋が旬の季節だよ!
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。