チヌは雑食性の魚なので、いろんな物を食べます。
釣ってさばくと、胃の中に様々なものが入っています。
チニング、ルアーも流行ですが、初めてチヌを釣られる方は、エサ釣りが釣りやすい。そこでこの記事では、比較的、入手しやすく釣れるエサを中心にまとめました。
※注 この記事は『初めてチヌを釣る方』を対象としています。
チヌを釣るなら、このエサ【ランキング】
早速、チヌを釣れる最適なエサを紹介します。
1年を通してオススメなエサと言えば、やはりカニ。
- 数センチのカニ(岩カニ)
釣り具店でも、比較的、入手しやすいのでおすすめ。磯や砂浜で岩場があるところでは、干潮時に自分で採ることができるので、タダで捕まえられます。
ヘチ釣りなどで覚えておきたい、カニの付け方も紹介します。
針の刺し方
急所を外して、針を刺します。これだけは、絶対に守って欲しい。
足から胴体に挿すやり方。胴体から足に向かって針を刺してもOK。
ポイントはできるだけ、カニの中心を避け端に針を刺すのがコツ。
針の刺し方は、人それぞれの感じですが、1つだけ共通なのは、ふんどしと呼ばれる急所には針を刺さないこと。
急所と何度も書いていますが、ふんどしの部分に針を刺す人もいますが、しばらくは生きているので、少しくらいは大丈夫そうです。
あまり過敏になる必要はありません。少し真ん中を外して、端っこに針を刺せば大丈夫です!
ただしエサの落ち方が変化するので、いろいろ実釣しながら自分の釣り方にあった方法を探しましょう。
カニがチヌを攻撃しないように、ハサミを取ってつける人いますが、私は何となく可哀想でそのままにしてます。それには挟まれるので(汗)
カニが元気だと、壁に張り付いてしまい落ちなくなる。その時は、カニをはがしてましょう。
チヌはカニを、こんな感じで口に入れて食べます。(動画)
6~8月、夏季限定ですが、港の岸壁の水深の浅いところに、黒く小さな貝がついています。
- イガイ(カラス貝)
チヌの大好物の1つで、エサとしては申し分ない。ただ地域・場所、その年の水温によって、イガイがあまり見つけられないこともあります。
イガイの付け方はこちら。
こちらも端に針を刺せればOK。
小さいイガイは、繊維で塊になっているので、適度な大きさにして繊維を針にかけます。
現地調達できないときは、大きな釣り具店であれば、比較的、容易に買うことができます。ただし、売り切れ注意。
- フジツボ
初めて「釣れる」と聞いたときは、まさかと思いましたが、フジツボもヘチ釣りのエサとして良く使われます。
小さいものしか手に入らなかったら、針が隠れるくらい2~3個、使って刺してください。
4位
人間も大好きなアサリ。
- あさり
私はスーパーで買ったアサリを、釣り場でマイナスドライバーなどでこじ開けて、むき身を使います。
冷凍した生のアサリでも釣れますが、新鮮なエサを使う事が多いです。
その他のエサ
チヌは雑食性なので、カニやイガイ、アサリの他にも多くのエサが使えます。
スイートコーンも良く使われます。
初めて知ったときは、まさか・・・と思ったのですが、もはや常識です。チヌは、なかなかのグルメですね!
オキアミなどのエビで、他の魚を釣っていると小型のチヌが釣れます。
ゴカイなども食べますが、カニと比較すると食いは悪いと感じています。他にどうしても食べるものがないとき、空腹のとき限定のような気がします。
その他、フジツボも釣れます。こちらも冷凍しても使えます。
シャコで爆釣
シャコ(一般に食べるシャコとは別種)、アナジャコというところもありますが、魚釣りではカメジャコと呼ばれ、チヌのエサとして使えます。
地域によっては、チヌ釣りといえばカメジャコというくらい、釣れるエサです。
宮崎など干潟のあるところでは、自分で捕まえてエサにされている方もいます。
エサ屋さんで、だいたい1匹30円~。
ユーチューバー てっげ宮崎!さんの、『チヌ【落ちパク】7連発!』は必見です!
7連発はすごい!
シャコのエサ、ありかもしれません。今後、順位が入れ替わる可能性あり。
先ほどの動画には続きがあります。なんと、天然うなぎも釣れてます。シャコ。やばい。
天然うなぎが3連発!で釣れた【シャコ餌】
エサの付け方の参考動画
カニやイガイ、ゴカイの付け方は、こちらの本田技研工業株式会社 (Honda)さんの釣り倶楽部の動画が分かりやすい。
釣り方の参考動画もチェックしてください。
【Honda 釣り倶楽部】堤防落とし込み釣り入門講座 落とし込み釣りの手順
チヌ釣りに使う針とハリス
私はチヌ針2号をメインに使っています。
がまかつさんの管付チヌを使います。
カン付じゃなくてもOKです。私は両方、使っていますが最初はこれで良いです。
針の結び方はこちらを参考に。
参考 これでOK!釣り針の結び方【基本系】と針結び器の実力!
針結び器は、さらに簡単です。
ヘチ釣りならハリスは1.5号でOK。テトラ帯などでは、2号、3号が必要になることもありますが、私は危ないところでの釣りは避けているので1.5号。
ハリスの通販・最新価格 ヤマトヨテグス チヌハリス 50m 1.5号を楽天市場で検索する。
まとめ
どんなエサを使うか迷ったときは、カニ(岩カニ)で決まり!
カニが一番、釣れる気がします。
温水などで多くの方がカニを使っていると、あんまり釣れる気がしませんが、それは警戒心が強いためです。
人によって釣り方は違うので、エサも変わりますが、堤防からのヘチ釣りなどは、カニをおすすめします。
でもカメジャコも良さそう。思いついたら、試してみるとエサとりに強いものを発見できるかも。
編集後記
チヌを釣るエサとして、カニをおすすめしましたが、たくさん用意すると余ってしまいます。
そこでありがちなのが、自分で飼うという人。私はおすすめしません。特に夏は水温が高くなると、カニがあっちの世界にいきやすく水が腐りやすくなります。
上手に飼育できたとして、今度は愛情がでてきて『カニをエサと見られない』。可哀想になります。
だからできるだけ飼うにしても、短期間にしましょう。短い期間であれば、熱帯魚用のエサなどが使えます。
空気を送るブクブクは、寿命が極端に短い乾電池式エアーポンプは避けて、超寿命の100V用を使ってください。参考 おすすめエアーポンプ
ちなみにカメジャコなども、エアーポンプがあると良いですよ。
【関連記事】
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。