釣りで使う投光器を自作したくて情報を集めてから、実際に部品などを集めて形にするまで2ヶ月以上もかかってしまいました。
作り方や部品の選定、道具の購入、予算にも限りがあるので安くて良い物を探している間に時間だけで過ぎて・・・・
とくに選定に時間がかかったのが、バッテリー充電器。それらについても下記にまとめているので、良かったら参考にしてください。※注1
目次
【12Vバッテリー】投光器の自作の全記録
まずは自作の投光器でメインとなるLEDライトの選定。これがないと始まらない。
27WのLEDライト(実質13W)を楽天市場で購入しました。価格は送料込みで1000円。
参考 LEDライトは27Wの作業灯が安い?購入ぶっちゃけレビュー【12~12V用】
48Wも購入済みです!
類似品に注意
海で使うので潮風などでサビやすいので、防錆対策は一応はしています。使用後は必ず拭き取ってさび対策は必須。
私は安いところの商品を選んでしまいましたが、一応、点灯していて問題は感じられませんが、もし防水や放熱を気にされる方は、商品レビューや商品の写真、記載事項をよく読んでください。
品質に差かあるのか、そもそも製造ロットのバラツキが多いのかもしれません。送料込みで1000円前後、失敗しても勉強代だと思って買いました。
バッテリーは、近くのホームセンターで広告の品の表示のものを購入しました。
これを買った理由は、ハイブリッドなどバッテリーに負荷のかかる車用だったのが決め手。もちろんお値段も希望の範囲だったこともあります。
ネットでは、送料込みで同等のものが安く販売されています。
ダメになったバッテリーはどうする?
もし通販で購入しても、バッテリーの寿命がきて廃棄することになっても、車屋さん、カーショップなどバッテリーを取り扱っているところであれば、資源として価値があるので大抵のところでは無料で引き取ってくれます。
もし、高額のお金を支払うようなところはご注意を。
電線と端子を接続する電工ペンチ
次に、バッテリーに電線(配線)を接続するものを、同じく楽天市場やホームセンターで購入。電線などを安全に接続するために、電工ペンチや電線をつなぐギボシ端子も入手。
電工ペンチ
ギボシ端子
ギボシ端子は抵抗も少なくしっかり接続でき、カバーをつけるとショートを防ぎ安全性が高まるのも選んだポイントの1つ。
電工ペンチでないと、正しく電線を接続できない。ペンチだと配線が抜けたりして接触不良になったり危険なので、専用の工具を購入することにしました。これは必需品。
エーモンの万能な電工ペンチ1452
いろいろ迷いましたが、予算にかぎりがあるので、いろんな用途に使える電工ペンチを選択。決め手は、ちなみに1年で数回くらいしか使う見込みがないので、機能とお値段を相談しながら決定しました。
配線ケーブルは、エーモンのダブルコート0.75sq M272を購入。赤と黒になっているので、プラスとマイナスの接続ミスがなくなります。もう少し細い0.50sqでも良いのですが、他にも流用して使いたいので太めにしました。
損するかも!バッテリーと配線に注意!
バッテリーはLとRがあります。自動車にも使う予定があれば同じ物を購入しましょう。通常はLもRも同じ販売価格です。
LとRを間違えると、ケーブルが接続できなくなります。私は釣り専用だから、どっちでもOK。
それとプラス(+)とマイナス(ー)が接触するとショート、大電流が流れて危険。バッテリーの片側には必ずターミナルカバーを取り付けましょう。
ギボシ端子のメスを取り付けています。途中にスイッチも付けています。ショートは怖い。
バッテリーとLEDライトの組み立て
材料、部品や工具がそろったので、これからいよいよ組み立てた写真を紹介します。それを見れば、さくっと分かると思います。
ここまでたどり着くまでに3ヶ月。いやいや、かかりすぎ。でも予算がないので、毎月、コツコツお小遣いの中から購入していったので仕方ないですね。
サビキ釣りまでには、余裕で間に合うのでOK。こういう工作は、釣りに行けないときや厳寒期に楽しみながら作ります。
実はこの製作で、車中泊で使うサブバッテリーシステムの構想が実現できそうです!
LEDライトの固定
いろいろ悩んだ結果、加工がしやすいように木材に取り付ける事にしました。
LEDライトの元からついているネジ穴を活用します。念のため転落防止にロープも取り付けておくと完璧。
ちなみにネジはステンレスではないので防錆しないと確実にサビます。
サビキ釣りをするのに使うのですが、塩水がかかるのを多少でも防ぐためにカバーを取り付け予定。。霧のような細かなものは防げませんが、大きな水滴は直接にはかからないように。
長さは釣りの現場に合わせるのがおすすめですが、ここでは私が製作した寸法を記載しました。何かの参考にでも。
LEDライトを支える材料
下記の770mmは1×4と呼ばれる木材で、ホームセンターで入手できます。140×140×10の角の材料は、MDFの端材を使いました。ダイソーなどでも入手できます。MDFといえば分かります。
長さは、どれくらい投光器を海側に出すかで決めます。
私の場合は、海に転落させないためという意味合いが大きいですね。足がちょっと当たったくらいで落ちないように。
LEDライトをMDF140mmに取り付けた様子。少し角度を付けています。
ライトに付属していたネジが8mmでしたが、手持ちのドリルが6.5mmだったので、それを使って強引に広げました。木だからできることですね。
これは裏面から見た写真。
1×4とMDFをネジ止めしています。位置は見た感じで適当。
上から見た様子。
ちなみに配線の固定は、木に穴を2つ開けて結束バンドで軽めにとめているだけです。
自作の投光器の全体の全体像を表と裏で撮影しました。2つあるわけではありません。
黒いヒモはダイソーで購入したゴムを巻いただけ。それに配線コードを通して垂れ下がるのを押さえているだけ。
寸法もざっくりです。140mmなのは、LEDライトを床に置いたときに傷つかないようにしています。
注意したのは、海に転落しないように木材をオモリ代わりにしたことです。本当はバッテリーで固定しようか考えたのですが、私はどんくさいのでバッテリーをどかすときに、「LEDをドボーン」と落とすのは間違いないので(汗)
材料は家にあったあり合わせ。重りなんてぶっちゃけ、寸法も適当。取りあえず形にしてから修正、改善を前提にしているので将来的には作り替える予定です。
『迷ったら作っちゃへ!』といういつものノリです。
とりあえず自作の投光器(集魚灯)の1号機の完成です。
まとめ
今回は27WのLEDを釣り用の投光器(集魚灯)にするため、木材で固定しました。汚れ防止や塗装をして仕上げをする予定です。
港の水位が低いところなら、もっと水面に近づけるかワット数の大きなLEDを使い、光量を確保した方が集魚効果が上がると思います。
2号機になるか分かりませんが、48WのLEDも購入したのでいろいろ考えていきます。
※注1 この記事でお伝えしている内容は、文献や研究データなどに基づいていないため、あくまでも自己流です。安全、安心を求める方は、データを示し詳しく解説されている記事を参考に製作してください。なお、一般的とか、みんなはこうしているなどの書き方は、データに基づいていないため、時代が異なれば正しくない可能性があります。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。